旅立ち

大晦日にカト吉が旅立っていきました。
推定19才、高齢でここ数年は病気と闘っていましたがよく長生きしてくれました。

大晦日に記事を書いたあと、旅立ってしまっても正月の三が日は一緒に過ごそうと思っていのたで、まだがんばってくれていたけど旅立ったあとの事を考えて氷屋さんへ行ってドライアイスを買いに行きました。
大晦日まで営業して正月も3日から営業してくれたので助かりました。
ドライアイスを買って戻ると鎮静剤がきれてきたようでまた呼吸が乱れて苦しそうに軽い発作をおこしはじめ、また大きい発作と痙攣が起きるとかわいそうなので、病院へ電話して再度少量の鎮静剤を打ってもらう事になった。
病院へ向かう車中で母の腕に抱かれて大きく2回鳴き、それが最後のカト吉が発した最後の言葉でその直後動かなくなりました。
病院へ到着して診察してもらったが、心臓は今にも止まりそうに弱々しく動き、もう二度と起きる事も苦しむ事もなく最後は母の腕の中で旅立っていきました。
看病している時は苦しそうにしている姿を見ているのがとても辛かったけど、今思うとすごく必死にカト吉は戦っていたように思います。
本当にがんばってくれました。
最後までタオルを食いしばって離さず、必死にがんばってくれたカト吉をとても誇らしく思います。
本当によくがんばりました、ありがとう。
病院の先生も休みにも関わらず待機して診てくれて本当に感謝でいっぱいです。
先生もここまでがんばってくれて嬉しいと言ってくれました。
また、他の糖尿病の猫はここまでうまく血糖値をコントロールできないのに、よくここまでコントロールできて先生も嬉しかったと言ってくれました。
今日午前中に火葬場へ行ってカト吉とお別れしてきました。
形は変わってしまったけどお正月をみんなで過ごせました。

カト吉は祖母が猫を飼いたいと言い、兄がノラ猫でまだ子猫だったカト吉を拾ってきました。
祖母が面倒を見ていましたがその後寝たきりになってしまい引き取ってそのまま飼うことになった。
最初の頃はミャーちゃんムーニャン親子の三匹でのんびり暮らしていて、カト吉はムーニャンの事が好きなようでしょっちゅうムーニャンにちょっかいをだしたりしていた。
その後チビとユキ、茶々、茶太郎がやってきてからカト吉の様子が少しおかしくなってきた。
ある日急に発作がおきて口から泡を吹いて痙攣を起こし病院へ。
検査をしても特に異常が見つからず、過度なストレスが原因なのでは?と診断された。
思い当たるのはチビ、ユキ、茶々、茶太郎がやってきたことしかなかった…
カト吉の性格は仲間と一緒にいるよりも、一匹狼のような感じで時々はムーにゃんにちょっかいをだすが、それ以外は一人で気ままに過ごす感じで、あまり人にも媚を売ったりしなく三太郎がイメージしている猫らしい猫の性格。
でもよくカト吉と鬼ごっことかくれんぼをして遊んだりした。
最初にぼくがカト吉を追いかけて捕まえたあとに身体をゴシゴシ撫でて、キョトンとしたカト吉を残してすぐに逃げるように物陰に隠れるとカト吉は三太郎の事を探し始め、見つけるとダーッと逃げるので今度はぼくがカト吉を追いかけてまた捕まえて…と、そんな遊びをよくやりました。

そんなところに一気に四匹も猫が増えてしまいストレスがたまっていたようで、それが一気に爆発したようだった。
それからのカト吉は家にいるのをとても嫌がり外へ出たがって大変でした。
脱走した時に交通事故に遭いアゴの骨にヒビが入ったりもした。
けっきょく家にいてまたストレスがたまって発作が起きるのもかわいそうなので、玄関横に小屋を作りリードで繋ぎ番犬のような感じで外で生活する事になった。
昼間は日当たりの良い庭にダンボールの箱を用意してそこで日向ぼっこをして過ごしていた。
一日中リードに繋がれているので、毎晩交通量と人通りが少なくなった頃に散歩へ連れて行きました。
最初の頃は犬のように一緒に歩いたりはしなかったけど、慣れてきたら犬のように一緒に並んで歩くようになった。
カト吉は毛足が長く、外で生活しているので段々と毛玉ができてしまいブラッシングが嫌いなのでやらないでいたら毛玉が鎧のようになってしまい、チビやユキを連れてきたのは三太郎なので、ぼくのせいでカト吉がこんな生活を送らないとならなくなってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいになり、嫌がるカト吉をなんとかなだめながら半年間かけて毛玉を取り、最後の方はあきらめたようで好きにしてくれと言った感じでブラッシング中大人しくなった。
その後またカト吉の様子がおかしくなり発作が起きて再度病院へ行くと糖尿病と診断。
ご飯はとくに変わったモノはあげていなかったが、祖母が飼っていた時にあげていたご飯が原因のようで、それが今になって症状として発症したようだった。
血糖値を測る機械は最大で450まで測れたが、毎回450でインスリンを注射して血糖値を抑える事になった。
ただ猫の場合血糖値を一定に保つのが難しいようで、どのくらいの量を投入すれば良いのかなかなか定まらず、カト吉の様子を見ながら量を決めていく事になり、最初のうちは量が多すぎて血糖値が低くなって貧血を起こしたりと大変だった。
インスリンの投薬を始める時に先生が、猫は血糖値のコントロールが難しいからあまり長生きはできないかも…
新記録を作ってほしいと言われた。
それから嫌がるカト吉を家に入れてなんとかなだめながら家の中で過ごすようになった。
ある程度血糖値はコントロールできても糖尿病により併発した病気を起こしたりして、朝晩インスリンを打ちながらその他の治療もおこなっていった。
昨年の夏前に右耳をかじったらしく治療しても治らなく、最後は右耳が潰れてしまい耳の穴がふさがってしまった。
毛足が長くフサフサだった自慢のシッポは毛が全部抜け落ちてしまい、ネズミのシッポのようになってしまった。
ただ嬉しかったのは、弱々しくなってしまったカト吉を他の猫達がみんな見守ってくれるようになり、とくにユキはいつもカト吉のそばにいてくれた。
どうしても家を空けなければならない時はいつもユキに『カト吉の事を頼んだよ、しっかり面倒を見てあげてね』と言って後ろ髪を引かれる思いで出掛けていた。
毎年正月は家族は旅行へ行くので、いつもぼくが留守番役を引き受けてカト吉や他の子達の面倒を見ていたが、今年は旅行へ行かなかったのでみんなでカト吉を見送る事ができた。
母に旅行へ行かなかった原因を聞いても旅行へ行きたいと思わなく、今となってはカト吉が引き止めていたのでは?と言っていた。
毎晩カト吉は母と寝ていたので最後も母の腕の中で旅立っていったのでカト吉も嬉しかったかなと思っています。

カト吉は今頃どの辺りにいるんでしょうか…
ミャーちゃんとムーニャンに会えたかな…
大好きだったムーニャンに会えるからきっと楽しみにしているかな…
もうおしめもしなくていいね。
数年の間ずっとおしめをして窮屈な思いをさせてしまってごめんね。
もう痛い注射も打たなくていいね。
チビやユキたちが来た事で辛い思いをさせちゃったね…
お花がたくさん敷き詰められたダンボールの中で眠っているカト吉を茶々がずっと見ていたね。
倒れてから辛そうにしているカト吉をチビと茶々が心配そうに見ていたのがすごく印象に残っています。
身体は小さいけど、ストーブの前にいなくなってしまったカト吉の存在はとても大きく、部屋がガランと広くなってしまった…
最後まで闘っていたカト吉の姿はとっても立派でした。
長い間ありがとう、窮屈な思いもさせてしまってごめんね。
ミャーちゃん、ムーにゃんカト吉のことをよろしくお願いします。
うちに来てくれて本当にありがとう。
これからは安らかに過ごしてください。

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ダンボール箱で日向ぼっこして過ごしているカト吉
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by santaro_03 | 2010-01-04 15:58 | 旅立ち